マッチングアプリ

これまで私の人生は勉強に重きをおいており、

恋愛というものにはまったく興味がなかった。

むしろ、そのようなものに熱中する大学生を

鼻で笑っているような大学生活を送っていた。

何人か信頼している人が恋愛を経験しているところを

見ていくうち、自分も経験してみたいと思うようになった。

また、専門外ながら心理学の講義をとっていたこともあり、

恋愛心理に対する知的好奇心もあった。

しかし、自分の周囲で具体的なアプローチをして

大学生活に支障をきたしたくないこともあり、

どうせなら面白そうなマッチングアプリに手を出した。http://www.homoludicus-sabadell.org/

昔は出会い系として犯罪などのリスクがあったが、

現在はかなり普及しており立派な恋愛コミュニケーションを

とれる場所として成立していると思い抵抗はあまりなかった。

ある女性とマッチングし、話題もそこそこ会っていたので

実際に会って話す約束をした。

プロフィールの写真も悪くないし、直接話したいと思った。

少しフォーマルな店で会うことにした。

やや早めに店に行き、待っていると現れたのは

ほぼカビゴンの人間のような生物だった。

今にして思うと、プロフィールの

顔の輪郭に気をつけろと伝えたい。

話も超絶つまらなく、完全にスキル不足。

男に会話を丸投げするこのどうしようもない生物に

ストレスしかたまらなかった。

食事というよりはエサ、こいつに比べたら

豚のほうが高貴な生物だと思う。

私のスキル不足なのは否めないが、

このような経験もある意味新鮮で

マッチングアプリを利用してみてよかったと思う。